2010-01-01から1年間の記事一覧

12号:特集「上海」

12号:特集「上海」 1984 7月 192頁 価格980円 ←拡大

11号:特集「ヌーヴェル・ヴァーグ25」

11号:特集「ヌーヴェル・ヴァーグ25」 1984 2月 192頁 価格980円梅本洋一責任編集

世紀末倶楽部

10号の特集「怪物・畸型」と関連するところがあるので、今回は『世紀末倶楽部』を紹介します。 大変悪趣味な本です。 ネットで色々検索してみようかとも思いましたが、たちの悪いページに飛ばされたりはしないかと尻込みしてしまい、結局まともに調べられま…

更新について

夜想の目次を年内に完成させようと思いましたが、ちょっと難しいです。できるだけがんばります。

☆新発売!夜想「ベルメール-日本の球体関節人形への影響」

新刊が出ているようです。 内容はこちらへ。 品切れにはくれぐれもお気をつけて……夜想 特集『ハンス・ベルメール』出版社/メーカー: ステュディオ・パラボリカ発売日: 2010/12メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 21回この商品を含むブログ (5件) を見る

10号:特集「怪物・畸型」

10号:特集「怪物・畸型」 1983 12月 176頁 価格980円

9号:特集「暗黒舞踏」

9号:特集「暗黒舞踏」 1983 7月 224頁 1200円

8号:特集「亡命者たちのハリウッド」

8号:特集「亡命者たちのハリウッド」 1983 3月 192頁 価格980円 梅本洋一責任編集

7号:特集「世紀末」

7号:特集「世紀末」 1982 10月 192頁 価格980円 ・初めて手にした『夜想』です。はじめ全巻蒐めようとは思ってませんでした。 ・いまだによく分からない『世紀末研究』。 少なくとも8号まではあるらしい……。 とりあえず書影だけでも。 伯爵・神山宏の文章は…

6号:特集「アルトー、上海を生きた男」

6号:特集「アルトー、上海を生きた男」 1982 5月 192頁 価格980円 参考:雑誌特集とアルトー論 『現代詩手帖』「アントナン・アルトー」思潮社 1967 7月 『ユリイカ』(2冊)「アントナン・アルトー/演劇空間の現在」1974 8月 「アントナン・アルトー生誕百…

5号:特集「屍体 幻想へのテロル」

5号:特集「屍体 幻想へのテロル」 1982 1月 192頁 価格980円 【屍体に関する小説】には「猿の手」ほか、選考基準に疑問を感じるタイトルがちらほら。詳しくは見ていませんが、かなりおおざっぱな選び方ですね。ちなみに〈幻想文学会〉は『金羊毛』を出して…

4号:特集「劇場・観客」

4号:特集「劇場・観客」 1981 10月 207頁 価格980円 寺山修司といえば、雑誌『地下演劇』をはじめのほうだけ集めようかなとも思ってます。 調べてたら、ここのブログにヒットしました。 地下演劇とかアヴァンギャルドとか(漁書日誌ver.β)

夢野久作/竹中英太郎の周辺

幻想文学27号、30号を参考にしています。ブックガイドのブックガイドみたいなものなので、情報の質もそれなりです。 ◆雑誌 『別冊宝石』「久生十蘭・夢野久作読本」宝石社 1958 362頁 →氷の涯・巡査辞職・人間腸詰・悪魔祈祷書を収録。 (『夜想』参号「夢野…

参号:特集「夢野久作/竹中英太郎」

参号:特集「夢野久作/竹中英太郎」 1981 4月 171頁 価格980円 古書価高め。 ・参号「夢野久作/竹中英太郎」は最初で最後の日本作家特集。笠原伸夫、西原和海、松田修といった執筆陣はのちの『幻想文学』(1982〜)ではおなじみの面々ですね。 ・参号から5号…

ひとがた、ドール、マヌカン――〈人形〉さまざま(少し更新)

◆〈人形〉という視点は『夜想』の追究し続けている一つ重要なテーマです。 『夜想』では弐号の他にも、17号「未来のイヴ」、31号「マヌカン」、34号「パペットアニメーション」など様々な〈人形〉特集を組んでいます。新『夜想yaso』(ステュディオ・パラボ…

弐号:特集「ベルメール 《人形ひとがた・:軀体》」

弐号:特集「ベルメール 《人形ひとがた・:軀体》」 ●〈通常版〉1980 8 191頁 価格1200円(5刷) 綴じ込み付録「虚空を晒すアルテミス」 土井典 ←拡大(部分)●〈特装版〉土井典 硬化樹脂製オブジェ・ドール付き(40×20×4cm) 豪華クロス張化粧函入、函扉部…

創刊号:特集「アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ×ボナ」

←拡大 創刊号:特集「アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ×ボナ」 1979 9月 174頁 価格980円入手はやや難。古書価4000〜8000円程度。5千部印刷。 創刊号に限らず、参号・4号・6号など初期の号で増刷されていないものは、総じて高く取引されているようで…

夜想|ペヨトル工房

季刊『夜想』 ペヨトル工房 1979〜1999 全35巻 参考: 『ペヨトル興亡史』今野裕一 冬弓舎 2001「ペヨトル工房」wiki. →リンク 夜想 yaso & parabolica-bis(夜想公式サイト)ペヨトルファン(ファンサイト)parashop(ステュディオ・パラボリカオンラインシ…

「国文学 解釈と教材の研究」より 3

「現代文学・SFの衝撃」1982 8月号 この方面はさっぱりなんですが、あまりSFらしくないなあというのが率直な感想です。内容から察するに特集名は「幻想SF」としたほうが、幻想文学・SFファンの両者に意味が通じたのではないかと思います。 開口一番「私は必…

「国文学 解釈と教材の研究」より 2

1「幻想文学の劇場」1989 12月(改装版『知っ得 幻想文学の劇場』2007) 「幻想文学の手帖」の続篇。 2「現代幻想小説の読み方101」1996 7月(改装版 1996 9月) 101篇収録。とにかく数でおそうという企画です。各作品に「入手しやすいテキスト」という項目…

「国文学 解釈と教材の研究」より 1

「幻想文学」25号に記載あり。 残念ながら至文堂版『国文学』では「ファンタスティック・クオリティ」以降、幻想文学の特集がありません。 対する学燈社版『国文学』は、至文堂と比べやや後れを取ったものの、1984年の「夢のモルフォロジー」を皮切りに何度…

「国文学 解釈と鑑賞」より2冊

「幻想文学」25号に記載あり。 「国文学 解釈と鑑賞」(至文堂)の幻想文学特集を2つ。 1「異端文学の世界」1973 2月 2「ファンタスティック・クオリティ」1979 9月1冊目「異端文学の世界」は国文学系の雑誌として最初期の幻想文学特集。特集名は当時高まり…

Et Puis:幻想・怪奇・ミステリーの館

Et Puis(23号)特集幻想・怪奇・ミステリーの館 白地社 1991日本幻想文学の特集。対談、作家論、作品論という国文学系の雑誌によく見られるスタイルを踏襲しています。 対談は双方の意見がなんとなくかみ合っていなくて、読む側からすればかえっておもしろ…

日本の美学:「幻想」夢・幻の文化誌

日本の美学 17号 特集幻想……夢・幻の文化誌 ぺりかん社 1991 223頁 A5判 そのものずばりの特集名に惹かれて購入しました。 内容は……少々期待はずれ。 「幻想」という言葉を使い慣れない人たちが、それらしいテーマでこぎれいにまとめましたよという感じ、全…

別冊いんなあとりっぷ:怪奇・幻想小説の世界

(印刷の不手際によるものでしょうか、表紙の文字が少し傾いています) 別冊いんなあとりっぷ4月号 完全復刻版 「怪奇・幻想小説の世界」 中島河太郎監修 いんなあとりっぷ社 1976 378頁 ▼「新青年」掲載の怪奇幻想短篇を、当時の誌面をそのまま複写する形…

トップパンチ:オカルト特集

トップパンチ8月臨時増刊号 オカルト特集《神秘と悪魔の世界》(Magic and The Supernatural) 1974 檸檬社 A4判 126頁 定価390円 お店(書影付き) 古書アズキバー 古本くろねこ堂

方針などいろいろ

ちょっと間があいてしまってすみません。「幻想文学25号(特集ファンタスティック・マガジン)と重複するものは……」とか「落ち穂拾い」とか、25号を持ってない人はたぶん何を言っているか分からないだろうと思い、ここで説明不足だった点を付け加えることに…

ファンタスティック・マガジン…その落ち穂拾い

まずはこちらの4冊から。

とりあえず奇想天外は終わり

順序で言えば牧神、幻想文学といくべきところですが、目次はすでに作成されているようなのでここで全てを紹介したりはしません。 それぞれの概要を転載します。 【牧神】牧神社 1975〜1978 全12巻 『アーサー・マッケン作品集成』『ノヴァーリス全集』『こわ…

奇想天外 10号(第1期終刊号)

奇想天外 10号 10月 特集 大ショート・ショートフェスティバル