2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

夜想|ペヨトル工房

季刊『夜想』 ペヨトル工房 1979〜1999 全35巻 参考: 『ペヨトル興亡史』今野裕一 冬弓舎 2001「ペヨトル工房」wiki. →リンク 夜想 yaso & parabolica-bis(夜想公式サイト)ペヨトルファン(ファンサイト)parashop(ステュディオ・パラボリカオンラインシ…

「国文学 解釈と教材の研究」より 3

「現代文学・SFの衝撃」1982 8月号 この方面はさっぱりなんですが、あまりSFらしくないなあというのが率直な感想です。内容から察するに特集名は「幻想SF」としたほうが、幻想文学・SFファンの両者に意味が通じたのではないかと思います。 開口一番「私は必…

「国文学 解釈と教材の研究」より 2

1「幻想文学の劇場」1989 12月(改装版『知っ得 幻想文学の劇場』2007) 「幻想文学の手帖」の続篇。 2「現代幻想小説の読み方101」1996 7月(改装版 1996 9月) 101篇収録。とにかく数でおそうという企画です。各作品に「入手しやすいテキスト」という項目…

「国文学 解釈と教材の研究」より 1

「幻想文学」25号に記載あり。 残念ながら至文堂版『国文学』では「ファンタスティック・クオリティ」以降、幻想文学の特集がありません。 対する学燈社版『国文学』は、至文堂と比べやや後れを取ったものの、1984年の「夢のモルフォロジー」を皮切りに何度…

「国文学 解釈と鑑賞」より2冊

「幻想文学」25号に記載あり。 「国文学 解釈と鑑賞」(至文堂)の幻想文学特集を2つ。 1「異端文学の世界」1973 2月 2「ファンタスティック・クオリティ」1979 9月1冊目「異端文学の世界」は国文学系の雑誌として最初期の幻想文学特集。特集名は当時高まり…

Et Puis:幻想・怪奇・ミステリーの館

Et Puis(23号)特集幻想・怪奇・ミステリーの館 白地社 1991日本幻想文学の特集。対談、作家論、作品論という国文学系の雑誌によく見られるスタイルを踏襲しています。 対談は双方の意見がなんとなくかみ合っていなくて、読む側からすればかえっておもしろ…

日本の美学:「幻想」夢・幻の文化誌

日本の美学 17号 特集幻想……夢・幻の文化誌 ぺりかん社 1991 223頁 A5判 そのものずばりの特集名に惹かれて購入しました。 内容は……少々期待はずれ。 「幻想」という言葉を使い慣れない人たちが、それらしいテーマでこぎれいにまとめましたよという感じ、全…

別冊いんなあとりっぷ:怪奇・幻想小説の世界

(印刷の不手際によるものでしょうか、表紙の文字が少し傾いています) 別冊いんなあとりっぷ4月号 完全復刻版 「怪奇・幻想小説の世界」 中島河太郎監修 いんなあとりっぷ社 1976 378頁 ▼「新青年」掲載の怪奇幻想短篇を、当時の誌面をそのまま複写する形…

トップパンチ:オカルト特集

トップパンチ8月臨時増刊号 オカルト特集《神秘と悪魔の世界》(Magic and The Supernatural) 1974 檸檬社 A4判 126頁 定価390円 お店(書影付き) 古書アズキバー 古本くろねこ堂

方針などいろいろ

ちょっと間があいてしまってすみません。「幻想文学25号(特集ファンタスティック・マガジン)と重複するものは……」とか「落ち穂拾い」とか、25号を持ってない人はたぶん何を言っているか分からないだろうと思い、ここで説明不足だった点を付け加えることに…

ファンタスティック・マガジン…その落ち穂拾い

まずはこちらの4冊から。

とりあえず奇想天外は終わり

順序で言えば牧神、幻想文学といくべきところですが、目次はすでに作成されているようなのでここで全てを紹介したりはしません。 それぞれの概要を転載します。 【牧神】牧神社 1975〜1978 全12巻 『アーサー・マッケン作品集成』『ノヴァーリス全集』『こわ…

奇想天外 10号(第1期終刊号)

奇想天外 10号 10月 特集 大ショート・ショートフェスティバル

奇想天外 9号

奇想天外 9号 9月 奇譚・幻想譚 特集…異色幻想作家・ジェラルド・カーシュ ページ数…(創刊号〜8号)212頁→(9・10号)180頁 ジェラルド・カーシュ(Gerald Kersh)の本を少し↓(翻訳作品集成)壜の中の手記 (角川文庫)作者: ジェラルドカーシュ,Gerald Kers…

奇想天外 8号

奇想天外 8号 8月 レイ・ブラッドベリ特集 定価420円→450円に。 名物の特別付録も終わり、いよいよ終刊の気配が……

奇想天外 7号 補足

7号は少し書くことが多いので別枠で。 ◇タロウ・タロットカード論争――ウラヌス星風VS.種村季弘 〈タロウ・カード〉か?それとも〈タロット・カード〉か? 有名な論争を巻き起こしたウラヌス星風の「タロウカード入門」が連載を開始します。 その概要はという…

奇想天外 7号

奇想天外 7号 7月 恐怖特集

奇想天外 6号

奇想天外 6号 6月 異色作家特集 奇想天外の掲載作品は駄作も含め毎回異色作家のものばかりなので、いまさらこの特集名はないだろうと思いますが…… 『奇想天外』の広告は『幻想と怪奇』に掲載されたものを使っています。(『幻想と怪奇』はその逆。)