奇想天外 7号 補足

7号は少し書くことが多いので別枠で。
◇タロウ・タロットカード論争――ウラヌス星風VS.種村季弘
〈タロウ・カード〉か?それとも〈タロット・カード〉か?
有名な論争を巻き起こしたウラヌス星風の「タロウカード入門」が連載を開始します。
その概要はというと……
こちらのサイトをご覧ください。(手抜きです。「ウラヌス星風」で検索するとよくヒットします。)
カネハラ言ノ葉研究所 第12回 タロットをめぐる「大論争」
奇想天外の読者はさすがになれたもので「タロウかタロットかについて180ページくらい使え」、「他人のけんかほど見ていて楽しいものはない」などなど、なかなか好評(?)だったようです。
「ウラヌス星風」こと式貴士についてはファンサイトもあるようなので興味のある方はそちらもどうぞ。ちなみに式貴士と種村は同じ年(1933)に東京で生まれています。


◇社名変更……でも実は!?
7号から社名変更、盛光社から「すばる書房盛光社」となりました。
ところが変更前の6号において、すでに「すばる書房盛光社」の文字が見えます。

雑誌の性質上、多少の誤植は仕方のないことですがさすがに社名となると……
ついでにふれておくと、『ねじれた町』の広告は5号連続で用いられ「何度も使うな」と苦情が寄せられています。(一応毎回色は変えているらしい。)出す本の数も少なかったのでしょう。


カンタン刑 式貴士 怪奇小説コレクション (光文社文庫)

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鉄輪の舞 (ふしぎ文学館)

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