2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

5号:特集「屍体 幻想へのテロル」

5号:特集「屍体 幻想へのテロル」 1982 1月 192頁 価格980円 【屍体に関する小説】には「猿の手」ほか、選考基準に疑問を感じるタイトルがちらほら。詳しくは見ていませんが、かなりおおざっぱな選び方ですね。ちなみに〈幻想文学会〉は『金羊毛』を出して…

4号:特集「劇場・観客」

4号:特集「劇場・観客」 1981 10月 207頁 価格980円 寺山修司といえば、雑誌『地下演劇』をはじめのほうだけ集めようかなとも思ってます。 調べてたら、ここのブログにヒットしました。 地下演劇とかアヴァンギャルドとか(漁書日誌ver.β)

夢野久作/竹中英太郎の周辺

幻想文学27号、30号を参考にしています。ブックガイドのブックガイドみたいなものなので、情報の質もそれなりです。 ◆雑誌 『別冊宝石』「久生十蘭・夢野久作読本」宝石社 1958 362頁 →氷の涯・巡査辞職・人間腸詰・悪魔祈祷書を収録。 (『夜想』参号「夢野…

参号:特集「夢野久作/竹中英太郎」

参号:特集「夢野久作/竹中英太郎」 1981 4月 171頁 価格980円 古書価高め。 ・参号「夢野久作/竹中英太郎」は最初で最後の日本作家特集。笠原伸夫、西原和海、松田修といった執筆陣はのちの『幻想文学』(1982〜)ではおなじみの面々ですね。 ・参号から5号…

ひとがた、ドール、マヌカン――〈人形〉さまざま(少し更新)

◆〈人形〉という視点は『夜想』の追究し続けている一つ重要なテーマです。 『夜想』では弐号の他にも、17号「未来のイヴ」、31号「マヌカン」、34号「パペットアニメーション」など様々な〈人形〉特集を組んでいます。新『夜想yaso』(ステュディオ・パラボ…

弐号:特集「ベルメール 《人形ひとがた・:軀体》」

弐号:特集「ベルメール 《人形ひとがた・:軀体》」 ●〈通常版〉1980 8 191頁 価格1200円(5刷) 綴じ込み付録「虚空を晒すアルテミス」 土井典 ←拡大(部分)●〈特装版〉土井典 硬化樹脂製オブジェ・ドール付き(40×20×4cm) 豪華クロス張化粧函入、函扉部…

創刊号:特集「アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ×ボナ」

←拡大 創刊号:特集「アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ×ボナ」 1979 9月 174頁 価格980円入手はやや難。古書価4000〜8000円程度。5千部印刷。 創刊号に限らず、参号・4号・6号など初期の号で増刷されていないものは、総じて高く取引されているようで…