絶版文庫

ゴールデン・フライヤーズ奇談

職場の古本屋で。 よい本を誰よりも早く手にすることのできる特権。すばらしい。 バイト代の全てが本に消えようと気にしない。 「本邦初訳」って本当に良い響き。

魔女の丘

『魔女の丘』ウェルウィン・W・カーツ 金原瑞人|斉藤倫子共訳 1990 福武文庫 いわゆるヤングアダルト・ミステリー。訳者の解説文はかなり砕けた感じ。ウェルウィン・W・カーツの翻訳は恐らくこの1冊だけ。児童文学作家らしい。

アーサー卿の犯罪

福田逸は恒存の次男にあたる。親子2代による翻訳。珍しい。 (裏表紙より) 手相見の一言が若者の人生を変えた―愛しい恋人との幸福を守らんと呪われた自己の運命に挑む若者が、深謀を極めた殺人を企てるが次々と失敗し、終には手相見その人を手にかけてしま…

サンリオSF文庫の本

サンリオSF文庫 1978〜1987 キティちゃんで有名なあのサンリオが拡大戦略をとっていたときに誕生した。SFという読者層の限られる分野で、既存のハヤカワSF文庫、創元推理文庫に対し果敢にも勝負を挑んだが、約10年で力尽きる。 絶版になって…

福武文庫の本 その1

福武文庫 1986〜1998 福武書店はベネッセコーポレーションの旧社名。本業は教育事業にありとの判断を下し、2000年春頃に小説関係の出版事業から撤退した。翻訳に関しては、福武文庫でしか読めない作品が多数存在する。