魔女の丘


『魔女の丘』ウェルウィン・W・カーツ 金原瑞人|斉藤倫子共訳 1990 福武文庫
いわゆるヤングアダルト・ミステリー。訳者の解説文はかなり砕けた感じ。ウェルウィン・W・カーツの翻訳は恐らくこの1冊だけ。児童文学作家らしい。
(表紙解説)
黒魔術の痕跡が色濃く残る孤島を訪れた14歳の少年マイクと父ロバート。ロバートの友人トニーの娘リザは、島にはまだ魔女がいる、義母ジャナインも魔女だ、という。もちろん大人たちはそんなことは信じない。マイクだって信じたくはなかった。だがやがて本当に恐ろしいことが起こり始めて……。本邦初訳の恐怖小説の佳編。