批評・研究

アメリカ文学における怪異

『アメリカ文学における怪異』神原達夫著 荒竹出版 1978 ブラウン、ナサニエル・ホーソーン、ポー、アンブローズ・ビアス、ヘンリー・ジェイムズの5人がのこした作品を分析し、怪異の意味を探ります。 本書で頻繁に使われる「怪異物語」という呼称はいわゆる…

恐怖小説史

『恐怖小説史』エディス・バークヘッド著 富山太佳夫他訳 牧神社 1978(新装版)339頁[原著…1921] 世紀末を結ぶ恐怖小説史の古典 合理精神の瓦解・日常感覚の崩壊があらわになる無気力と不振の時代、人間の根源に訴える文学が常に歴史の背後に浮かぶその恐…