幻想文学必携 4


日本幻想作家事典

日本幻想作家事典

『日本幻想作家事典』東雅夫石堂藍共編 国書刊行会 定価7600円
ついに買ってしまった……

◆内容(帯より)
ファンタジー、ホラー、メルヘン、伝奇小説、怪談、SF…古典から現代まで「幻想文学」の全体像を提示した初めての大事典。3300に及ぶ項の目数。『怪奇幻想漫画家事典』も併録。
(Amazonより)
一九九一年に刊行され反響を呼んだ『日本幻想作家名鑑』(幻想文学出版局刊)を、大幅に増補改訂。旧著の三倍を超える分量。《超自然的・非現実的な事象を主要なモチーフとする文学作品》の書き手の事典。いわゆる怪奇幻想小説やメルヘン、ファンタジー、ホラー、伝奇小説、 SFのほか、ミステリ、時代小説、冒険小説などとの境界領域に位置する作品までを、一般向け、ジュヴナイル等の別なく対象とした。古事記・宇津保物語・平家物語等の神話や物語、源内・秋成・馬琴・南北等の江戸の文人露伴・鏡花・谷崎・川端・三島等の近代の文豪、京極夏彦小川洋子等の現代作家やライトノベルの書き手など、怪奇幻想文学の主要な作家作品約三千を網羅し、幻想文学関連の業績に重点をおいて記述。さらに重要作には詳しい内容紹介を施した。怪奇幻想文学世界を渉猟するための地図の一枚となるように構成。わが国の怪奇幻想文学、ホラー、ファンタジー、メルヘン、伝奇小説、 SF等の分野に関わる古今の作家作品をことごとく網羅した大事典。巻末には、「怪奇幻想漫画家事典」と「怪奇幻想映像小史」を附録として掲載し、文学以外のメディアにおける幻想作家・作品についても解説。漫画・映画愛好家にも必携の事典。
「怪奇幻想漫画家事典」…怪奇幻想漫画の主な作者を取り上げた本格的な作家事典。漫画研究者、漫画愛好家必携の事典。漫画家数335名。言及作品数約3000作。別立て作品数300余。手塚治虫石ノ森章太郎横山光輝楳図かずお水木しげるつげ義春萩尾望都竹宮惠子大島弓子山岸凉子といった作家たちをはじめ、ファンタジー漫画の元祖である樺島勝一宮尾しげを杉浦茂等昭和前期の漫画家たち、『黄金バット』の永松健夫、『少年ケニヤ』の山川惣二、『空魔X団』の小松崎茂、さらには尾田栄一郎CLAMP荒川弘らの近年の作家までを記述。
「怪奇幻想映像小史」…怪奇幻想的な映画・ドラマ・アニメーションを概説。怪奇幻想文学をもとにした作品、オリジナルの怪奇幻想映画やドラマ、さらに特撮物全般、ファンタジーアニメなどについて通史的に概観。取り上げた作品数は約770。