爛熟と頽廃の彼方へ 世紀末を知る本その2


黒石怪奇物語集 桃源社 1972
ウェッジ文庫あたりで企画されてもいいと思う。
復刊を待ちきれずに購入。
8千円で売っているのを見たことがある。

蘆江怪談集 (ウェッジ文庫)

蘆江怪談集 (ウェッジ文庫)

欲しい本
(伝奇ノ匣全巻)3万(書物の王国全巻)4万(幻想文学残り)9万
澁澤龍彦文学館)1万(血と薔薇)7千(変態・資料)4万(魔法の本棚)1万2千
(日本の名随筆第1期、第2期全75巻)3万(バベルの図書館 全30冊)3万8千
(アンソロジー恐怖と幻想全3冊)5千

ああ、奨学金がいくらあっても足りない。
◇『ヨオロッパの世紀末―「世紀末研究」アンソロジー』伯爵・神山宏編 JCA出版 1983
神山宏は本書以外にも何冊か本を出している。「伯爵」って何?そのうち調べる。
アンソロジーということで、この本を読んだら『世紀末研究』の出版事情などを知ることができると思ったら、何も分からなかった。せめて何巻まで出ているのかが知りたい…
目次
・《序詩》梯子 鈴木漠
・世紀末異端の幻想画家―侯爵フランツ・フォン・バイロス 山本芳樹
ヴィリエ・ド・リラダン―夢想の王国 田中美廣
ヴェルレーヌランボー 多田順子
ユイスマンスの人工楽園―『さかしま』の場合 堀江珠喜
・ラフォルグの頭蓋骨 広田正敏
・楽興の時 永田圭助
・ロシアのデカダンス 亀山郁夫
・アーサア・シモンズ断想 増田和利
・世紀末の彼方へ 伯爵・神山宏

◇『夜想7 特集世紀末』今野裕一編 ペヨトル工房 1982
初めて買った『夜想』。購入時、妙に高いなとは思った。後で調べてから納得したけど。

◇『ユリイカ 特集日本の世紀末』青土社 1970
当然ながら日本にも世紀末はあったわけで。岩野泡鳴と大泉黒石はこれから読んでいこうと思った。

◇『ユリイカ 特集終末論』青土社 1999
編集後記が印象深い。