フェルナン・クノップフ 













クノップフ書誌
私が所蔵する本です。日本語で読める主要なものはだいたい揃っていると思う。



1 フェルナン・クノップフ 夢人館シリーズ第5巻 小柳玲子編
71ページ 1990 出版社品切れ

日本唯一の画集。発色が最もよい。
先日私の購入した本が夢人館最後の1冊だったそうです。ギリギリセーフ!
シリーズの中でも第3巻「フリーダ・カーロ」と5巻「クノップフ」は売れ行きがよく、売っていただいた本は夢人館が直々に買い直したものだったらしい。
その際小柳玲子さんご自身に受け答えしていただき、ずいぶん話好きの方で、刊行するときの苦労話まで聞かせてもらいました。


2 (仏)クノップフ全カタログ(Fernand Khnopff sa vie son oeuvre)
Robert L.Delevoy Catherine de Croes Gisele Ollinger-Zingue
1979 477ページ

とても大きい本です。残念ながらカラーのページは少ない。
正直手に余るシロモノでした


3 フェルナン・クノップフ展目録 木島俊介監修 東京新聞 217ページ 1990

展覧会の図録です。夢人館の画集は現在入手困難らしいのでまずはこちらをオススメします。


4 クノップフの世紀−絵画と魔術− 生田耕作 奢霸都館 57ページ 1995



1983年NHK日曜美術館」の放映原稿。上半分が図版、下はその原稿という体裁。象徴主義絵画と魔術の関連について生田耕作が語ります。


雑誌特集
美術手帖 「クノップフ――青い世紀末」 1989 3月 美術出版社

美術手帖は分厚い割に特集ページが少なくってキライ。無駄に多い広告も鬱陶しい。


芸術新潮 「世紀末の魔術師 クノップフ」 1990 9月 新潮社

これもオススメ。けっこう見つかりやすいと思う。種村が頑張って書いている。


関連
部分的にクノップフの絵が収録されている本


ベルギー象徴派の巨匠展図録 ホワイトPR 207ページ 1996 

「ベルギー象徴〜」と名のついた本はいろいろあるようですがどれを買っても大差ないと思います。
デルヴィルの絵はトップ画像に使っているので、あえてこれだけを挙げました。


世紀末ヨーロッパ象徴派展 東京新聞 173ページ 1996

ついでに紹介。