奇想天外 3号

奇想天外　3号　3月
書評で五島勉『ノストラダムスの大予言』が取り上げられています。
評者の意見は「この本の著者は、歴史について無知である」「軽率きわまる態度は、随所に見出される」などと概ね否定的。『奇想天外』には当たり前の評価ではなく、おもしろおかしい悪ノリを期待したかったような……
書評中に「〈ノストラダムスの大予言〉なるものは、人も知る奇現象作家黒沼健が、二十年も前に紹介しだしたのがきっかけ」とありますが、やはりノストラダムスを日本にはじめて紹介した人物は黒沼健なのでしょうか？
（参考:黒沼健氏のノストラダムス物語）
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■コラム
アスタウンディング・スクリーン（新作映画）
さいえんす・くりてぃっく　「青か黒か」　正音寺狷
コミック・ダイアル　「ロック・イン・コミックス」　Leo
SF・オン・ザ・ロック　●ロンサム・タイム・トラヴェラー　岡田英明
最近お亡くなりになった方々
むうびんぐ・たあげっと　●白けたヒーローがまた登場！　仁賀克雄
失落園
海鳴りの底から（読者投稿欄）
■連載エッセイ
〈いとしい紙屑たち　3〉「謎の美人姉妹」　野田昌宏
〈雑学狂記博覧会〉「WHO’S WHO of WHO3」　石上三登志
〈中岡俊哉のきそうてんがい事件簿〉「共産圏の超能力者」　中岡俊哉
〈ぼくらのラストヒーローは誰だ？〉「西部劇の新しいヒーローは馬になんか騎らない」　団精二
〈ニューヨークその日暮らし〉3　「昼は古本屋・夜は映画のスニーク・プレヴュー」　木村二郎
〈夢の島に転がってる冷房装置〉3　「子宮の中に呑み込まれそう」　宮原安春
〈KOSEIに残らない話〉1「地図にない世界の地図」　小野耕世
〈奇人変人の系譜〉　「華やかな鉄仮面　女装の騎士・デオン・ド・ボーモン」　種村季弘
■特別エッセイ（日本人によるエッセイは3号で終了）
●ニューヨークその日暮らし・番外・予告篇　「ヴィレッジの古本屋めぐり」　木村二郎
■ノンフィクション・コーナー
アメリカの雪男　加藤喬
■奇想インタヴュー・問いつめる
話芸に生きるR.Hummler・半村良　青木雨彦
■奇想・読書室
『ノストラダムスの大予言』五島勉　祥伝社
『山形狂介』青木孝　中央公論社
■きそうてんがいずいひつ（3号で終了）
眉村卓・白石かずこ
■きそうてんがい・パロディ　異魔人
日本映画体系
■特別ふろく
クレージー・マシーン
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