季刊「森」

『季刊　森』について。画像は創刊号。
季刊『森』森開社　全5巻　別冊1
森開社は翻訳文学、とりわけフランス文学に強い。どの本も限定出版ばかりで、高値で売買される。
働き始めるまでは手を出さないでおこう。テオフィル・ゴーチエ全集だけはすぐ買ってしまうかも。

目次（未完成）
◆創刊号（特集無し）　1976年1月25日発行　定価350円
思い出の仏文学者たち（一）／江口清
バックミラー考／多田智満子
騎士物語／須永朝彦
マレーネ・ディートリッヒ／ジャン・コクトー
美について／白鳥友彦
香水の町を訪れた日／小島俊明
転居／ジョルジュ・ローデンバッハ／高橋洋一訳

◆2号夭折作家特集　同年5月15日発行　定価500円
アロイジェス・ベルトラン　小島俊明
モーリス・ド・ゲラン《緑の手帖》抄　榊原晃三訳
夭折詩人トリスタン・コルビエール　白鳥友彦
ジュール・ラフォルグ　窪田般彌
エフライム・ミカエル《散文詩》抄　曽根元吉訳
言葉への羞恥―三富朽葉覚え書き　金石稔
千田光について　北川冬彦
ロペス残照―未遂の天才平井功について　須永朝彦
舞踏の光芒―村山槐多論　冨澤文明
思い出の仏文学者たち（二）　江口清

◆3号少年特集　同年12月20日発行　定価500円
少年と迷宮　志村信英
アンドロギュノス論　相澤啓三
瀕死の青年（Ｔ・コルビエール）　白鳥友彦訳
永遠の少年ジェームス・ディーン（Ｊ・コクトー）　高橋洋一訳
ヒアシンスと薔薇（ノヴァーリス）　矢川澄子訳
わがこころの遠い少年　秋元潔
日記・書簡（Ｆ・ロップス）　井口誠訳
詩人千田光の死　小野夕
思い出の仏文学者たち（三）　江口清
◆4号近代佛蘭西作品集　1977年5月20日発行　定価500円　限定500部
ロベール・ド・モンテスキュー／志村信英訳「進言　死女の臥所」
ヴィリエ・ド・リラダン／白鳥友彦訳「聖遺物匣」
ジャン・ロラン／小浜駿「通り魔」
テオフィル・ゴーチエ／田辺貞之助訳「エリアス・ウィルドマンスタディウス」
マラルメ、マンデス他／川口顕弘訳『テオフィル・ゴーチエの墓』抄
ジョルジュ・ローデンバッハ／高山冬穀訳「愛と死」
レミ・ド・グールモン／志村信英訳「薔薇色」
ステファヌ・マラルメ／志村朱美子訳「ナラとダヤマンティ」
思い出の仏文学者たち（四）　江口清

◆5号ユイスマンス特集　1978年7月25日発行　限定500部
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◆別冊特輯ヴィリエ・ド・リラダン　1982年12月10日発行
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